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まとめ票の活用 [その他]

こんにちは。小・中・高校では、今日が終業式だったところも多いことと思います。早く大学も夏休みにならないかなー。東京学芸大学は30日まで授業です。

さて、今日はタイトルの通り、「まとめ票の活用」についてです。
通常、会議で出た発言をホワイトボードなどに書きだし、それを会議後に清書してまとめ票を完成させます。けれども、あるスクールソーシャルワーカーさんは、ソーシャルワーカーと教員と2人での話し合いの際にでも、まとめ票(A4)を机の上において、それに直接書き込みながら話をすることがある、ということを以前話しておられました。そのことを聞いた際は、「ふーん。そういう使い方もできるかもね。」ぐらいに思っていたのですが・・・。

今日私も実際にそのような使い方をしました。以前ブログで、人数が少ない(4-5人)場合には、まとめ票を拡大コピーして机の上に広げ、ホワイトボード代わりにして会議をしたという話をしましたが、その際には、通常のまとめ票(A4一枚)を、A3サイズで2枚にまで拡大していました。今日は、私を入れて4人の会議を想定していたので、もう少し小さめで、A3サイズ1枚に拡大したもので大丈夫かもしれないな、と思い、A3二枚バージョンと、A3一枚バージョンの2種類持っていっていました。

ところが、実際には私と担任の先生と2人だけ。「あれ? これではケース会議にならないぞ。。。」 「でも、今日は問題解決型ケース会議の手順で情報を整理して、支援方法を考える予定だったし。。。。」 少し戸惑いましたが、その先生も、私と話をするために時間を空けて待っておられたのですし、「うーん。。。2人だけだけど、このステップでやってみるかあ。」と決心し、ステップの順番に担任の先生の話を聞きながら、拡大版(A3一枚バージョン)まとめ票に私がいつもの見苦しい字で書きいれていきました。

支援方法のブレインストーミングをしている際に、他の先生が一人入って来られたので、その先生にも話に加わっていただくと、やはり、アイディアに広がりが出ました。 そして、「じゃあ、こういう感じで、やってみましょうか。」と、支援計画を立てることができました。

結論:
①2人の話し合いの時にでも、問題解決型ケース会議の手順で考えていくと、情報が整理でき、支援方法を具体的に考えるところまで進んでいくことができる。
②しかし、やっぱり、会議参加者は多いほうが、アイディアが膨らむし、多角的な見方がしやすいから、できることなら大勢(最低4人)でやりたい。

担任の先生には、手書きのまとめ票をパソコンで打ち直してA4サイズのものをお渡しします。それをもとに、学年の他の先生方とも話し合って、他にもできることがないか考えてもらい、実際の支援を進めていってもらえたらと思っています。

ばんばの実践報告でした。

追伸
あ、ちなみに、昨日は別の学校で、10人ほどでの問題解決型ケース会議をしてきました。

いずれのケースも、支援が功を奏して良い方向に進んでいってくれることを期待しています。
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