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第5回研修報告 [H25 秋季研修報告]

こんばんは。

秋季 第5回研修が、終了しました。
今季は、出席者がいつもより多く、教室のサイズから言って、定員いっぱいという感じでした。春学期の第5回は、出席者が10人をきっていましたが、昨日は学期末で忙しい中、14人来ていました。

今回は、初参加の方が半分以上を占めていたこともあり、本当はもう少しモデルそのものについて、ゆっくり丁寧に研修をできたほうがよかったのかもしれないな、とも思いました。 モデルについて、十分に消化しきれていない方がたくさん見受けられました。

今季の研修では、模擬会議用に提出してくださった実際の事例が、とても困難な事例だったこともあり、モデルについてよりも、事例の内容についての話が長くなってしまった気がします。

しかし、昨日、事例のその後についてお話をいただいたところ、2事例とも、具体的に支援が進み始め、よい変化もみられてきていましたので、それは何よりだと思いました。

本にも引用しましたが、2年前の研修報告で私は、
「IBAの進め方は、これまでやってきた自分のやり方と違うから違和感があるという方も複数人いらっしゃいました。それは当然だと思います。なぜ違和感があるのか、どこが引っかかるのかを考え、実際に使い比べてみてください。」と書きました。 今回も同じことを言いたいと思います。

私自身、2カ月ほど前、ある会合で、とある人のケース会議のモデルを習う機会があり、私自身がやっているケース会議と大きくやり方が異なったので、とても違和感がありました。 ついつい、批判的に見そうになりました。しかし、それを使って、事例検討をし、参加している方々が、何らかの方向性を見出しておられたので、なるほど、これもありかな、と思いました。

一口にケース会議といっても、いろいろあります。その中で重要な要素には、共通点がありますが、異なるところもあります。どのようなケースを検討するときに、どのモデルがあうのかも、おそらく違うのだろうと思います。

けれど、最終的に重要なことは、どのモデルが「正当か」ではなく、どのモデルであっても、その会議の後、対象者の状況が改善されるのか、先生たちがエンパワーされるのか、にかかっていると思います。

ともかく。 今季、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

1月12日の講演会&ワークショップにご参加・お手伝いいただける方は、よろしくお願いします。

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1月12日の講演会&ワークショップは、まだまだ定員まで余裕がありますので、ブログをご覧の皆さま、この日のご都合がつくようならば、ぜひお申し込みくださいませ。


ばんば

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