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参加者の声7 [H26 秋季研修報告]

参加者の声7をお届けします。 今回も児童養護施設の職員さんですが、この前とは別の方です。

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児童養護施設で児童指導員をしております。この研修には昨年から参加させていただいており、多くのことを学ばせていただいております。

今回は自らの命令的な口調が原因でクラスメイトとトラブルを起こし、その結果登校しぶり、保健室登校となり、不登校が心配される小学生の架空事例。今回の研修で感じたことを2点書きたいと思います。

1つ目に、紙面から読み取れる情報から仮説を立てることについて、考える場面があ りました。「この子は~なんだ、じゃあこういう理由で○○してるのかな?」と考えることがあります。会議中では、このような疑問が浮かんだ人が積極的に質問することで、新しい情報を得られたり、より具体的な支援を考えることに繋がると思います。その子がクラスメイトにキツい口調をしていることを自覚しているのかどうか?それの有無だけでも、支援は変わってくると感じます。会議中では大事なことだなと感じました。

2つ目は、この問題解決型ケース会議の理想として、子ども本人と保護者が参加することが望ましいとされています。当事者の参加により、より子どものニーズに沿った支援を実施できるためです。以前の研修では子ども役でロールプレイもさせ ていただきました。

今回のケースにおいても、子ども本人がいた場合に検討できることがあったと思います。毎日2時間目までに登校できるようになるという目標を設定しましたが、最初は3時間目までに設定しており、担任の先生がそれは甘いのでは?との意見を考慮したうえでの設定となりました。こういったとき、子ども本人の意見も反映されると、よりスムーズに支援が展開していけるのではと感じました。

今回は馬場先生がファシリテーターを務めていたため、ファシリの役割についても勉強させていただきました。とても実りある時間でした。次回は今季最後となりますが、またよろしくお願いします。

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ありがとうございました。
そうですね。 その学期ごとに、模擬会議の進め方を変えています。今回は、初めての方も多かったので、保護者や子どもを入れない、「基本形」とでも言いましょうか、まずは、会議の流れを学ぶことに焦点を当てました。 でも、もし次の学期で、継続の方が半数を超えるようでしたら、また保護者や子ども本人を入れる会議も試してみたいですね!  ばんば


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