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第5回 研修報告 [H25 春季研修会報告]

少し時間がたってしまいましたが、第5回(最終回)の報告です。
7月24日は、またしても雨。土砂降りでなかっただけよかったですが。。最終回は、やや少なめの11名の参加者で、この研修で学んだことや、実際に学校で活用することの難しさなどについて話をしました。

また改めて、参加者の方から感想をブログにアップしていただきたいと思っていますが、簡単に私(馬場)のほうから、出た意見をご報告いたします。

難しさについては、先日書いたように、「なかなか現場で問題解決型ケース会議を実施できない」ということが一番大きかったようですが、良かった点、問題解決型ケース会議の利点として挙がった意見には、以下のようなものがありました。(出た意見すべては網羅できていないと思いますが。。。)

教員の参加者からは、普段出会わない職種の人との交流について。
SSW, SCの仕事がよくわかった。
違う職種の意見が聞けるのは貴重。

会議のモデルを学んだ利点について。
・手順を学んだことで、この手法をさまざまなところで使っていける。
・モデルを頭に入れて会議に出るだけでも意味がある。整理されているんだなと思う。

背景要因を多角的にとらえること・強みを確認することについて。
・問題だけではなく、様々な角度からの資料を使って、意見、考えを集約するのが良い点だと思う。
・本人の強みを聞いたら、そこから方向性が見えてきた。
・他の人が作成したアセスメント表を見ても、「こういう情報があるといいんだな」ということが分かった。

問題を明確にして話を進めることについて。
・担任の先生と話をする時にも、以前は何がどう大変で、いつ起こっているのかがあいまいで、話が終わってしまうことがあったが、このモデルを学び、問題点を明確にして話をすると、話が先に進んだ。

問題解決型ケース会議を実施することでの利点について。
・会議をすることで、私たち自身が励まされている。
・会議をするのは対象児童・生徒のためだが、この形式でスモールステップで課題が達成されたりすると、自分(教職員)の中でできていることが確認できる。
・教員が元気になる。外部機関に頼っていいんだ、ということを理解される。
・SSWとして、どうやって先生をエンパワーするかを考える。会議では、参加者が、支えあえる、励まされる実感があるのかな。

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自称隊長

最終回、間抜けな理由で参加できずすみませんでしたm(_ _)m。

私が4月に提出した事例は、問題がさらに深刻化してしまい、校内でどう対応するかというレベルを超えてしまいました。せっかく色々な助言をいただきながら、力不足で役立てられず申し訳なく思います。とにかく、参考になる話を毎回伺えて面白いので、これからも参加させていただきながらできることをやっていきたいと思います。
by 自称隊長 (2013-07-29 18:51) 

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