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実践報告 [その他]

こんにちは。ばんばです。

結局、夏休み中に、研修会やワークショップ等、何も開かず、ブログも更新しないままに9月になってしまいました。すみません。。

8月は、問題解決型ケース会議の本の原稿書きに精を出していました。・・・解説部分はずいぶん前に書き終わり、スクールソーシャルワーカーさんや学校の先生に書いていただいた事例の調整をしていました。・・・、いや、だからと言って、研修会を開く時間がないほど忙しかったのかというと、そうでもないような気もしますが。。。

2学期早々、ある学校でケース会議をしてきました。昨年度も含め、もう何度も問題解決型ケース会議を行っている学校です。毎回取り上げるケースは違いますが、若い先生の担当クラスの子どもを取り上げることが多く、指導的立場にいる先生や、同じく若い先生で、「勉強のために」参加する先生もおられ、最近は、おなじみのメンバー5-6人に、たまに見かける人1-2人、初めて参加する人が1ー2人といった感じで、10人程度での会議になることが多いようです。

今日の会議は、主に担任の先生が発言をし、周りの先生方が、それに補足をしたり、支援の案を出したりする形で進みましたが、会議を進める中で、担任の先生ご自身の中で、考えが整理されていくのでしょうか。「あ、わかった。この子はXXXができるようになることが必要なんだ。」など、ひとりで勝手に(?)いろいろ気付いて行かれました。

担任が取り組むと良いだろうと思う事柄について、いろいろな先生方が意見を出し、ホワイトボードにたくさん支援方法案が書きだされました。けれども、最終的に、担任の先生が「どれならできそうか」を考え、自分で選んでもらった際には、書きだされたものの中から3分の1程度が選ばれました。 案を出した周りの先生方も、担任の先生の自己決定を尊重し、自分が出した案を押しつけるようなことはありませんでした。

私個人としては、「たまには、ベテラン先生のクラスの子どものケースなども会議で扱ってみたいな」と思ったりもしますが、この学校のケース会議は、若い先生方が、周りの先生方からアドバイスをもらいながら、考えを整理したり、支援方法を考えたりする機会として機能しているようです。

ばんば
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