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研修雑感 [その他]

2011年に始めたこの研修、春季までに35回の研修を行い、秋季初回が36回目、終期修了時で40回の研修開催となります。この間、たくさんの方が研修にご参加くださりましたが、初め、参加者はスクールソーシャルワーカーだけでした。2期目ぐらいだったでしょうか。学校の先生が参加してくださり、「学校の先生がいると、学校の視点がよくわかっていいね。」と言いあったものでした。女性だけだったところに男性(自称隊長さん)が来てくださり、また少し変化がありました。その後も、スクールカウンセラーさんが加わり、東京都以外からも継続参加してくださる方が出てきました。今回、行政子ども家庭福祉機関の方が加わり、男性の人数も増え、心理職の方も複数になり、グループにますます多様性が出てきました。

これは、他の研修会ではなかなか経験できないことではないかな、と思います。
スクールソーシャルワークは、新しい領域なので、「スクールソーシャルワーク入門」のような研修はずいぶん増えてきましたが、たいていその手の研修会の参加者は新人スクールソーシャルワーカーさんや、SSWに関心のある人たち。学校の先生や、関係機関の人とどう連携していくのか、という話は、スクールソーシャルワーカー同士で話し合うより、たとえ自分の担当地域の人でなかったとしても、その職業の人と顔を合わせて一緒に学んだほうが、それぞれの視点がよく学べる、ということもありそうです。

この研修では、プライバシーに配慮しながら、実際のケースを扱い、支援方法を考えるので、現場に出る機会の少ない私も、現場で起こっているあれこれを事例を通して学ぶことができます。

私などは、自分の研究棟から出ることなく、近隣の教育・援助職の方と知り合え、事例も学べてしまう。。私にとっては、おいしい研修です。   

「もっと都心でやってくれないと、通えない。」という声をいただくと、「ごめんなさい!」とは思いますし、「遠くの方ともご一緒したいな」と思うのですが、息長く続けるには、、こうなってしまうのです。

一期参加しただけでは、十分理解できなくて、2期目ぐらいから、自分の中に入ってきた、というお話も聞きます。当面は研修を開催し続けて、いろいろな方に、それぞれの目的にあった収穫を得ていただけたらいいのかな、と思います。 

秋季研修が始まったばかりです。今季、充実した研修になると良いな~、と思います。

ばんば

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自称隊長

参加者としても、自分の学校内にいるだけでは滅多に伺えないような様々な事例を、SSWの方や特別支援学校の先生の視点から教えていただけるのはありがたいです。しかも自転車で通える距離なので、個人的にはラッキー。昨年度は寂しい時期もありましたが、今年は参加者が増えて、ますます色々な事例が学べて嬉しいです。先生にはご負担でしょうが、今後も続くとありがたいです。
by 自称隊長 (2013-10-27 03:54) 

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