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秋季 参加者の声3 [H25 秋季研修報告]

第2回研修の感想のお一人目です。


今季からの参加なのですが、「できることをより具体的に考える」ということを様々な専門性をお持ちの参加者から多角的に伺うことができるので、自分には無い視点や、自分が陥りがちな視野の狭さ(先入観でケースを捉えてはいけないと分かっているのですが、ちょっと言ってみたくなってしまうところなど)に気づかされました。

また、「背景の分析」を最初にするアプローチもあるとのことですが、IBAでは目標が拡散しないためにもステップ4の段階で行うという点も納得できました。

今回のケースは難しい事例でしたが特別なものではないと思いました。もしかしたら、疲弊しきっている教員の皆さんのストレングスを見つけ、エンパワーメントしていくことが最初の支援の第一歩となるケースだったのかなあと、今更ながら思っています。

また、ケースの流れとしてですが、ケース会議の途中であったとしても、参加メンバーに対してルールの再確認は必要かと思いました(3つのルールを書いたものをホワイトボードの近くの参加者全員に見える場所に掲示するのも良いのかもしれませんが。)。

今回は支援方針がクリアになりませんでしたが、それだけ「難しいケースだった」とのこと。でも、このケースを実際には知らない参加メンバー(知っているのはケース提供者のみ)だったにも関わらず、15人の知恵を集結すると、ホワイトボードに溢れんばかりのアイデアが出てくることが分かり、ケース会議の意義を目の当たりにしたように思いました。

次回、楽しみでたまりません。

スクールソーシャルワーカー C
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コメント 3

ばんば

Cさん、感想ありがとうございました。

以前は3つのルールを書いた紙を貼っていたのですが、今期、貼るのを忘れていました。次回からは貼るようにしますね。

今回は、支援方法の案が出た際に、「それはやってみたけどダメでした」「それも試しました。」という発言が後に続くことが多かったですね。ルール違反です。でも、そう言いたくなる気持ちもわかります。もしかすると、事例提供者さんも含め、学校全体が疲れてしまっているのかもしれませんね。

あれもやった、これもやった、とおっしゃるのに、今回のメンバーからは似たような案ばかりが出る。それは、もしかすると、その「内容」は間違っていないけれど、「やり方」が本人とうまくマッチしていなかったのかもしれないし、あるいは、教員やSSWなどから出てくる発想には限界があって、ほかの専門職の方の意見を求めるべきなのかもしれません。ドクターや、児相、家裁調査官や、法務教官(少年院)さん、児童自立支援施設の職員さんならどう見るんでしょうね。

ファシリテーターさんが、「すでにやったことかもしれないですが、とりあえず聞いていてください。ある程度意見が出たところで、この案の中からすでにやったものについて、これまではどのように行ったのかお聞きし、もっと上手にやる方法はあるのか考えましょう。」などと言ってみてもよかったかもしれませんね。

いずれにしても、事例提供者さん、ファシリテーターさん、ありがとうございました。
by ばんば (2013-11-07 12:50) 

自称隊長

私事、と言っても仕事の事情でですが、2回目も参加できず残念です。

ちょっとしんどそうなケースのようで、なかなか研修で扱うには難しそうだと感じましたが、良いアイデアが出るといいですね。

次回こそは……!
by 自称隊長 (2013-11-08 00:27) 

ばんば

ここに書いていた自分のコメントを一旦消させていただいて、改めて書いています。

確かに難しいケースで、明確な方針が決まっての終わり方ではなかったので、事例提供者さんとファシリテーターさんに徒労感を与えてしまったかもしれません。すみません! 

実際、モデルの進め方を学ぶには、簡単な事例のほうがわかりやすいですね。でも、実際に必要なのは、難しいケースへの対応ですし。。。
そして、みんなで難しいケースについて一生懸命考えられるのも、この研修の良さだと思います。 なので、これはこれで良い研修だったと思います。

研修は、本番じゃないので、うまくいかなくっても、全然大丈夫!!
むしろ、失敗してくれたほうが、どこが難しいか、他の人にもよくわかって良いぐらいです。

ただまあ、私がファシリをやってモデルを示す、しないで良いルール違反は未然に防ぐ、ということも見ていただく必要はあるのだろうな、と思いました。

また、事例提供者さんと私との間柄において、「ルール違反」と書いても、大丈夫、と思って書き、もちろん、事例提供者さんを非難するつもりなどまったくありませんでしたが、読んだ方には、そう感じさせてしまったかもしれません。
だとすると感じ良くないですよね。 すみません。 それゆえ、この一連のコメントは、いったんここで終わりにさせていただき、あとは、次回研修時に、参加者みんなで直接あれこれ話をしたいと思います。

私も、まだまだ、上手に伝えることができていませんが、今後も、これに懲りず、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

by ばんば (2013-11-10 02:37) 

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