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BIG ISSUEのおじさん [その他]

こんにちは。 今日は、晴れています。雪も降らなさそうなので、第4回研修が行えそうです。

さて、今回は、全く関係のないお話ですが。。。
私はいつも国分寺駅から大学へ歩いて通勤していますが、国分寺駅北口を出て階段を下りて数十歩のところに、いつもBIG ISSUEを売っているおじさんがいます。(BIG ISSUEは、ホームレスの自立支援のための雑誌で月に2回発行されている。)私は、BIG ISSUEを買い始めてちょうど丸3年ほどになりますが、その間、毎日、同じおじさんが、同じ場所でBIG ISSUEを売っています。熱中症になりそうな夏の暑い日も、寒い冬の日も、毎日売っています。でも、そのおじさん、お昼頃になると、時々商品や自分のカバンをその場において、どこかに消えていることがあるんです。お昼でも食べに行っているのかな? 付近には、いつもそこで割引券を配っている人もいて、おたがい顔なじみさんだろうし、盗む人もいないとは思うけど。。とちょっと気になります。

今日、11時過ぎに国分寺の駅につき、階段の上から、いつもおじさんがいる場所に目を移すと、あら、また荷物だけだ。どこ行っちゃってるのかな? 階段を下りると、おや? おじさんがスコップ持って階段付近の雪かきをしていました。
「おじさん、雪かきまでやってくれてるんですか?」と声をかけると、
「え、だって、駅の人、階段の下までは雪かきしないから、危ないでしょう。」
そう言いながら、「売り場」に戻り、私に最新号を差し出しました。私は、つい数日前に前号を買ったところなので、今日はまだ次の号を買う予定ではなかったのだけれど、一冊買っていきました。



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自称隊長

心温まるお話ですねぇ。厳しい研修の後に読むとほっとするかも。おじさんがんばれ。
by 自称隊長 (2014-02-19 23:08) 

今日のファシリテーター

すいません、自称隊長さん。「厳しい研修」で。私のファシリテーション不足です。事情をよく知らない人間が、「言いたいことを言う」難しさを感じます。私もおじさんのように謙虚でありたい。
by 今日のファシリテーター (2014-02-20 00:19) 

ばんば

自称隊長さんが「厳しい」と表現した事柄が、私が思う「あの場面かな?」と一致しているか定かではありませんが、会議でどのような事を言うか、どのような言い方をするかは、難しいですね。今回に限らず、ケース会議では、言っている本人は「その人を批判したつもりではない」場合でも、言われたほうはそう感じることもあるし、言った内容そのものが、聞き手には違ったように理解されてしまうこともあります。あるいは、言った側は「言ってすっきりした!」かもしれないけれど、聞いている周りの者からは「もう少し言い方に配慮があってもよかったよね」と思う場面が生じることもあります。でも、互いの間によい関係性があれば、互いへの寛容さを持てるので、後へは引きずらないし、互いに「気を付けよう」と思えるんですよね。でも、これが、いつもいがみ合っている相手だったり、よく知らない相手だったりすると、もやもやがずっと続いてしまったりするかもしれない。。 だからこそ、ケース会議を一緒に行う可能性のある人たちは、普段からのコミュニケーションをよくして、よい関係性を築いておく必要があるんですね。
by ばんば (2014-02-20 09:33) 

自称隊長

厳しいと思うのは、問題解決型ケース会議の手法で会議を進める時、問題の明確化や本人の強み確認、支援方法を考えるところで、発言者の意見を「それは既に試した」など、否定になる言い方はしてはいけないというところですね。現場としては、WISCやLCSAのようなアセスメント器具を使った結果だけを元に課題要因を判断しているわけではなく、日々の学習の様子や態度、学習内容の定着状況など、学校生活全ての様子を鑑みて判断しているのですが、それを事細かに説明してしまうと脱線を招くから止められるだろうなと考えてしまいます。個人情報をあまりあの場で詳らかに話すのも躊躇われ、検査結果その他資料を持参しなかったためにアセスメント不足と捉えられてしまったことも、自分の見通しが甘かったと思いました。手元に資料が不足していたためにアセスメントシートの根拠をうまく説明できなかったのは、自分の言語能力が低いのだと反省しました。
やっぱり、SCやSSWの方々からは、現場教員はきちんと目の前の子ども一人一人の様子に細かく目が行き届いておらず、努力や配慮が不足していると見られているんだなぁとは参加するたびに感じます。教員は集団を一斉指導で、目指す状態へ先頭に立って引っ張りあげる力量を一番に必要とされることへも、もう少し共感を示していただけるとありがたいかも。その立場の違いをなかなか理解してもらえず、否定から入られることの厳しさ?かな。
我々教員のアセスメント不足とされて終わるのは、特に在籍担任の先生にとって申し訳が立たないので、日々どれだけの情報交換と見たてを持って指導に当たっているのかを、次回資料持参して証明したいとは思っています。
by 自称隊長 (2014-02-21 00:47) 

ばんば

「素晴らしい!」 よくぞ書いてくださいました。自称隊長さんのこのコメントの中には、とっても重要なことがたくさん書かれています。ぜひ、次回、最終回のディスカッションで話題にしましょう。

資料一式そろえて持ってきて、「証明」する必要はないですよ。第4回報告にも書いたように、自称隊長さんがすでにいろいろ手立てをされているのはわかっていますから。それに、この研修は事例検討会ではないので、事例の中身についてではなく、会議の進め方に焦点を当てていますから。

会議で、相手を否定しない、というのは大原則。だけれども、否定ととられることを恐れて口をつぐんでしまっても、本当に必要な議論ができなくなってしまう。。 …以前、ほかの人が事例提供してくださった時にも、同じようなことが生じましたね。

研修の場に、生の資料をあれこれ持ってくることはできないし、アセスメントシートにもカモフラージュして書いてあることもある。そういう点では、情報不足になっても致し方がなく、実際に現場で会議をするのと同じようにするのは難しいかもしれませんね。。 それでも、実際の会議ではどうあるべきか、の示唆はたくさん与えてくれますね。

それにしても。現場では、先生の中にソーシャルワーカー一人ということが多いですが、この研修では、先生が一人のことが多く、それだけでも脅威ですよね!

by ばんば (2014-02-21 11:00) 

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