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第2回研修報告 [26年度春季研修報告]

こんばんは、ばんばです。 

昨日、第2回研修を行いました。今回は本の事例1を使って模擬会議を行いました。保護者同席のケース会議の模擬会議です。 参加者は、15人? 今回は特別支援学校の先生もたくさん参加されました。

私が小金井市のSSWのスーパーバイザー(SV)をしていた時には、SSWさんが担当しているケースのケース会議の進行をサポートするという目的で、ファシリテーションに入ることがよくあったので、そんな感覚で、私がファシリをするけれども、SSWは別にいるという設定で模擬会議をしました。

私自身、保護者同席の実際のケース会議のファシリはしたことがありますが、研修で保護者同席のケース会議を扱ったのは初めてでした。模擬会議のファシリをやってみると、普段とは感覚が違って、少々の戸惑いもありました。

その戸惑いの大部分は、目の前にいる保護者(母親)がどのような母親かがよくわからない中でファシリテーションをすることの戸惑いだった気がします。例えば、問題解決型ケース会議では、「問題の明確化」から始まります。「問題」という言葉を使わず、「xx(こども)さんのことで、お母さんが気になっていること」と言い換えたにせよ、会議のしょっぱなから「気になることを少しお話してくださいますか?」と話を振って、話のできる母親なのか? などといったことです。 今回の設定では、「経済的には余裕のある上品な感じの専業主婦の母親」でしたが、それだけではつかみきれません。実際の会議であれば、会議をする前にSSWさんから母親の特徴については話を聞いていますし、当日学校に来た時の様子や、会議が始まるまでの間の雑談を含めた「ウォーミングアップ」時間がありますが、昨日の研修では、時間的な余裕がなかったので、いきなり「会議を始めます」からロールプレイの開始となり、私自身、しっくりこなかったです。それでも模擬会議を進める中で、だんだん「言語化できる、かなりしっかりしたお母さん」というキャラがはっきりしてきたので、私もそのつもりで会議を進行できるようになり、会議の後半では、その手の戸惑いは減りました。
会議をする前に、その人のことをよく知っておくとか、会議当日のウォーミングアップなどの重要性も改めて感じました。

実際にSSWである参加者にSSW役をしてもらいました。その方自身、普段ご自分でケース会議のファシリテーションをなさっている方なので、ファシリテーションも含めてその方にやってもらってもよかったかな、とも思いました。

前回、時間配分なども含めて例を示せれば…、などと書きましたが、時間的には厳しかったですね。ところどころで説明や確認が入ったにしては、会議にそうひどく長い時間がかかったという感覚はないのですが、いかんせん始まる時間が遅かったので、後のほうは時間がきつきつになりました。

時間通り始められるのが理想なのですが、皆さんお仕事帰りなので、模擬会議ができる人数がそろうまで30分程度は待たなければならなかったりすると、今日のような感じになってしまいます。

そのほか会議の様子や、会議で感じたことなどは、参加者の声3,4で、参加者の方々からお話しいただこうと思います。


ではまた。。

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参加者の声2 [26年度春季研修報告]

今回の感想2人目は、本学の学生です。


初めて問題解決型ケース会議の研修会に参加させていただきました。学生とういこともあり、ケース会議は、社会福祉士の実習で少し参加させていただいた経験しかなく、時間の配分や、進行の仕方など初めて経験することばかりでした。学生だけで行うロールプレイでは味わうことのできない臨場感やスピード感を体験し、SSWの力量が求められていると思いました。また、実際の現場では、一か月に一度の振り返りをしっかりと持つことは難しいということも伺い、理想と現場とのギャップも感じました。SSW実習までにこのケース会議研修会を通して学びを深めていけるよう頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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参加者の声1 [26年度春季研修報告]

今回は2名の方が感想を寄せてくださいました。まずお一人目から。研修の最初期からご協力くださっている方です。

・・・・・・
久しぶりに参加をさせていただきました。今回の研修会では、参加者全員(ファシリテーター/SSW以外)教員という設定で、モデル事例を扱いながらの進め方でした。

そのやり方を通し、この会議の『あり方を学ぶ』ことが非常に効果的に行われたのではないかという印象をもちました。なぜなら、今までの研修会では、実事例を活用していたため(その良さももちろんあります!)ついケース検討に集中しすぎ、この会議のあり方を学ぶという本来の趣旨から脱線する可能性を危惧した経験もあったように思いますが、今回のようにモデルケースを活用することによって、ケースからすこし距離を置き、会議のあり方を学ぶという点に意識を集中できたように思えるためです。

また、参加者全員を教員という設定にすることで、校内で会議をする時のリアル感をより表すことができ、実際の会議のありようを各自が感じることができたのではないかとも思えました。

私が一番最初に研修会に参加させていただいたのは、2~3年前になるかと思います。久しぶりに今回参加させていただき感じたことはいくつかありますが、その中でも一番印象深かったことは、この研修会自体のありようが一層と深まり、より進化しているということです。

馬場先生を中心に、参加者協働型で運営されているこの研修会。
研修内容はもちろんですが、会のあり方自体も素晴らしいと思いました。

今後も研修会に参加させていただきながら、私自身、会の進化に遅れをとらないように精進していかなければ、と改めて実感いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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第1回研修報告 [26年度春季研修報告]

こんばんは。ばんばです。

本日、26年度最初の研修を行いました。今日の参加者は、8名プラス学生3名でした。スクールソーシャルワーカーさん3人がお仕事のため、欠席でした。そのほかにも欠席の方がおられました。全員そろったら学生入れて15人ですが、何人か次回お休みと分かっているので、なかなか全員そろうことはなく、10人ちょっとでの研修が続くのかな、と思います。 若干少なめですが、いいサイズです。

前回お知らせしていたように、架空事例を用いての模擬会議を行いました。
すごい!と思ったのは、今回は初回ですし、当然私がファシリをするつもりでいたのですが、近々実際にケース会議をしないといけないという方が、ファシリをやりたい、と申し出てくださったことです。
当然、やっていただきました。 学生を除けば、初参加の方はおひとり。たいていの方は、この会議の進め方を理解していますし、初回に選んだ事例は、比較的ややこしくない(?)事例だったので、必要に応じて私が口をはさむ形でやれば大丈夫だろうと判断し、その方にファシリをしていただきました。

今日は、時間配分に苦労されておられましたが、でも必要に応じて軌道修正したり、書記さんのペースに合わせたり、言葉の言い換えや要約をしたり、ファシリがすべきことをたくさんできておられたので、本番に生かしてもらえるといいな、と思います。

それぞれ担任、学年主任、養護教諭などなど配役を決めて行いました。
状況設定をよく理解してから模擬会議をする必要があるのですが、配役を決めるタイミングを誤ってしまいました。 次回はもう少し、その役になりきれるように気を付けて状況説明などをしたいと思います。

ずいぶん遅い時間になってからですが、お久しぶりの方も顔を出してくださり、うれしかったです。そしてその方が、「とてもいい感じで模擬会議がされていた。」と言ってくださったので、それもまた、エンカレッジメントとなりました。

では、日も変わってしまったので、今日のところはこの辺で。。
次回、28日に皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。
次回は、また誰か練習をしたい、という立候補がない限りは私がファシリをする予定です。時間配分なども含め、私がモデルを示せればと思っています。 

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