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国家試験、お疲れ様でした~ [その他]

こんばんは。ばんばです。
今週末は、社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験日でした。うちの大学の4年生たち、そして、秋季研修に参加していた方の何人かも、社会福祉士あるいは精神保健福祉士の試験を受けられたようです。 受験された皆さん、お疲れ様でした!

私も昔々、学生の頃、社会福祉士を取りましたが、社会制度は年々変わっていきますし、毎年この時期になると、「勉強し直さないとな~。」と思います。今年は、私の周りに精神保健福祉士を受験した人(SSWさんなど)が何人かおられます。やっぱり、SSWをするには、精神保健の知識も必要です。学校生活を送るうえで苦労している子どもの中には、親が精神を患っているという場合も少なくありません。知識がないと、小児鬱の可能性を疑う、ということもできません。両方資格を持っているSSWさんは、やっぱりその辺、強いですよね。私はいまさら資格を取っても、現場で仕事をすることはないだろうし、スクーリングだの、実習だのする時間もなさそうだし、いまさら精神保健福祉士の資格は、まあ、いいかあ。。と思いますけれど、でも、ちらっと、試験問題を見てみたら、「うーん。わからないなあ。」というものもあったので、”こっそり”(?)自習しようかな…、と思いました。…思うだけで終わってしまうかな。。 先にしないといけない仕事いっぱいあるしなー。
お仕事しながら、試験勉強する社会人の皆さん、尊敬します! 今日はお疲れ様でした。
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保護者を支援チームの一員として迎えるということ [その他]

こんばんは。ばんばです。
今日は、あるところで「家庭の問題を抱える子供に対する支援方法」というタイトルで話をしてきました。たいてい私が講演や研修を頼まれるとき、タイトルやテーマは先方が決めて私に提示してきます。時には、内容に関しても、このような点について触れてほしい、などの要望が出されることもあります。 今日の講演では、「問題意識の低い親」への対応についても触れてほしいという依頼がありました。

確かに学校現場では、「いくら親に言ってもきちんと対応してくれない。」とか、「保護者が『うちは何も悪くない、学校がちゃんと対応してくれないのが悪いんだ』などと言い対応を改めてくれない」など、対応に苦慮していることが多いようです。

でも、私は思うのです。「問題意識の低い親」というとらえ方って、どうなのかなあ、と。
周りは、その人のことを「問題意識がなくて困る」と言っているけれど、その人本人は、実際どう考えているのか?信頼関係がないから、じっくりその人から話を聞くこともできていないだけじゃあないのだろうか。その人は、問題意識がないのではなく、信頼関係のない相手からとやかく言われることに腹を立てているのかもしれない。あるいは、これまでいろいろ努力したけれど、うまくいかず、あきらめてしまっているのかもしれない。あるいは、もしかすると知的に、あるいは精神的に、問題を認識する力が弱い、あるいは低くなってしまっているのかもしれない。だとするならば、「あの人は問題意識が低い」と、その人を非難して、いったい何が生まれてくるのだろう。

すべきことは、「上から目線」でレッテルを張り、非難し、「指導」することではなく、寄り添い、話を聞き、本人に力を回復してもらうこと。一方的に変化を求めるのではなく、一緒に行ったり、やり方を示すこと。周り(子供や友人)に働きかけ、子供の成長を促したり、その人の友人に変化が生じることで、その波及効果としてのその人の変化を促すとか、そういうことなのではないのかなあ、と思っています。

問題解決型ケース会議では、親もチームの一員です。私がアメリカにいた時には、ケース会議の開催に際しては、必ず親が『招待』されました。 私が実習を行っていた地域は、とても貧しい地域でしたし、家族に問題のない家庭を見つけることのほうが難しいぐらいだったと思います。

そもそも学校などほとんど通わず、15やそこらで親になってしまったお母さん。子供の勉強だの、学校だのに興味がなくて当然。そういう親を、「どうしようもない親だ」と非難して、何が生まれますか? 何も生まれないですよね。だから、親が学校に関心を持てるような取り組みをしていました。また、会議に出てきてくれたら、それを評価し、親が気になっていることを話してもらっていました。

親を支援チームの一員として迎えるには、親に対する敬意がないとできないと思います。 問題のない、素晴らしい親だけがチームの一員として迎えられるのではなく、問題を抱えながらも、どうにか子育てをしている、愛情はあるけれどもそれをうまく表現できない、うまく養育できない、そんな親こそ、チームの一員として迎えることで、自信と、親としての責任感と、人との接し方と、・・・・・様々な事柄を学び、高めていってもらう必要があるのではないか。。。 そんな風に思いました。

きれいごと? そうかもしれませんね。でも、それを単なる絵空事ではなく、実現しようとする、社会正義を追及する、それがソーシャルワークの倫理と価値じゃないかな、と思います。

私がいつも言っていることですが、ソーシャルワーカーがすべきは、「指導」でも「矯正」でもなく、「支援」です
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秋季研修参加者の交流会 [その他]

今晩は。日が変わり、昨日、秋季研修参加者の交流会を行いました。研修参加者のある方が言いだしっぺ、幹事さんになってくださり、参加者6名と私の計7名での交流会を行いました。研修に参加していたのが18人(?)なので、若干少なめではありますが、お酒を飲みながら、食べながら、楽しい時を過ごしました。集まったメンバーは、教員、SSW, SC こども家庭支援センター職員、と、人数が少ない割にバラエティに富んでいました。職種もそれぞれ違いますが、それぞれの経歴などもみんな様々で、個性豊かな面々が集まりました。
また、冬季研修の後にも交流会があるのかな。。!?  今回欠席だった人たちも、ぜひ次回は!





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あすJaSPCAN会場にて販売開始。 [その他]

こんばんは。

最近、本の宣伝ばかりで、すみません。 
どうやら執筆者の一部の方にまだ本が届いていないようで、気になっているのですが、10日に印刷は無事完了。私の手元にも届きました。校正を手伝ってくださった方には、追ってお渡しいたしますので、しばしお待ちを。。
一般の書店では、15日に販売開始だそうですが、明日、明後日、松本で行われる、日本子どもの虐待防止学会の会場で、一般販売に先駆けての販売開始となります。

『学校現場で役立つ「問題解決型ケース会議」活用ハンドブック』


明石書店のWEBにものっています。すぐにトップページからは消えてしまうでしょうが、数日は、
http://www.akashi.co.jp のトップページに載ってます。ご覧くださいませ。 
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問い合わせ先メールアドレスの誤表記のお詫び [その他]

ブログをご覧くださっている皆様

すみません。ブログ左上にあります私のアドレスが間違っていることに今気づきました。
(ご指摘くださった方があり、初めて気づきました。)

正しくは、sbamba☆u-gakugei.ac.jp (☆を半角の@に変換してください)です。

講演会&ワークショップの問い合わせ・申し込みメールもあまり来ていなかったので、変だな、と思っていました。 教えてくださった方、本当にありがとうございました。 そして、間違い表記を気づかずそのままにしていまして、皆様、ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした。

ブログ管理をしてくださっている方に連絡が取れ次第、修正してもらいます。
(私では修正ができないので。)

ばんば
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表紙決定&印刷 [その他]

こんにちは。 ばんばです。

昨日、本の表紙が決定し、原稿が出版社から印刷屋さんに回りました。あと1週間-10日ぐらいで完成品が手元に来るのかな、と、楽しみに待っています。

『学校現場で役立つ「問題解決型ケース会議」活用ハンドブック』


表紙は、色を2色、図柄を2種類、出版社からオプションが出され、それを、執筆者の方や、校正を手伝ってくださっていた、研修参加者の方数名に見ていただいて、決めました。 水色か、緑か。 アセスメントシートとふりかえりシート(事例に使っているものの一部)が印刷されているものか、ケース会議の場面のイラストか。

色の好みは、二つに割れました。 多いほうが緑でした。 アセスメントシートか、イラストか、これは、全員がアセスメントシートでした。 自称隊長さんが描いてくださった、ブログの「参加者と約束」の絵が好きなメンバーは結構いるんですけれど、本にはそれが使えず、本に使っている絵が表紙に来るんだったら、アセスメントシートのほうがよい。という人もいました。 (本の挿絵も、見慣れてくればそう悪くないんですけれどね。自称隊長さんの絵になじんでいる我々には、うーん。。。なのかもしれません。)

決定した表紙、PDFファイルではもっているのですけれど、このブログに張り付けるのは無理っぽいので、皆様、あと数日したら、明石書店さんのウェブに「これから出る本」として載ると思うので、そこで確認してください。

この本は、私が編著者ではありますが、これまでの3年近くの研修に参加してくださった方々みなさんとの合作なので、皆さんに、ありがとう!!です。 

執筆者は数名ですけれど、本の中には、2011年から2013年3月までの研修参加者の声も一部載せていますし、研修をしながら、少しずつ、「このことを伝えないといけないんだ。」と、受け手に伝えるべき事柄もわかってきて、それが本の、「ステップごとのポイント説明」の中に入っているので、執筆者の方はもちろんですけれど、その方たちだけではなく、研修に参加してくださった方々みなさんとの合作なのです。

なので、たくさんの方に読んでもらえるといいなー、と思います。
タイトルを改めて書いておきますね。

学校現場で役立つ「問題解決型ケース会議」活用ハンドブック -チームで子どもの問題に取り組むためにー 
明石書店。

1月12日の講演会&ワークショップ会場で、著者割引購入可能です。  
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本のタイトルが決まりました。 [その他]

みなさんこんにちは。

以前からお知らせしていた、出版予定の本のタイトルが決まりました。
ここまで来て、出版取り消しはないと思うので(あったらどうしよう!!)、タイトルと出版社名も公表します。


「学校現場で役立つ『問題解決型ケース会議』活用ハンドブック-チームで子どもの問題に取り組むために-」</span>です。明石書店からの出版です。


12月中旬出版予定で、研修やワークショップ等に参加の方には、著者割引での購入が可能なようにしたいと思います。 

なお、以前、ブログでちらっとふれた、講演&ワークショップは、1月12日(日)の午後に行うことにしました。これについても、別タイトルを立てて、もうすぐお知らせします。 この日には、会場での著者割引販売ができるようにしたいと思っています。

これまで、研修もワークショップも無料で行ってきましたので、今後も、研修、ワークショップ等は無料でするつもりです。でも、参加費代わりに本を購入してくれたらうれしいな~と思います(!!)

ばんば
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研修雑感 [その他]

2011年に始めたこの研修、春季までに35回の研修を行い、秋季初回が36回目、終期修了時で40回の研修開催となります。この間、たくさんの方が研修にご参加くださりましたが、初め、参加者はスクールソーシャルワーカーだけでした。2期目ぐらいだったでしょうか。学校の先生が参加してくださり、「学校の先生がいると、学校の視点がよくわかっていいね。」と言いあったものでした。女性だけだったところに男性(自称隊長さん)が来てくださり、また少し変化がありました。その後も、スクールカウンセラーさんが加わり、東京都以外からも継続参加してくださる方が出てきました。今回、行政子ども家庭福祉機関の方が加わり、男性の人数も増え、心理職の方も複数になり、グループにますます多様性が出てきました。

これは、他の研修会ではなかなか経験できないことではないかな、と思います。
スクールソーシャルワークは、新しい領域なので、「スクールソーシャルワーク入門」のような研修はずいぶん増えてきましたが、たいていその手の研修会の参加者は新人スクールソーシャルワーカーさんや、SSWに関心のある人たち。学校の先生や、関係機関の人とどう連携していくのか、という話は、スクールソーシャルワーカー同士で話し合うより、たとえ自分の担当地域の人でなかったとしても、その職業の人と顔を合わせて一緒に学んだほうが、それぞれの視点がよく学べる、ということもありそうです。

この研修では、プライバシーに配慮しながら、実際のケースを扱い、支援方法を考えるので、現場に出る機会の少ない私も、現場で起こっているあれこれを事例を通して学ぶことができます。

私などは、自分の研究棟から出ることなく、近隣の教育・援助職の方と知り合え、事例も学べてしまう。。私にとっては、おいしい研修です。   

「もっと都心でやってくれないと、通えない。」という声をいただくと、「ごめんなさい!」とは思いますし、「遠くの方ともご一緒したいな」と思うのですが、息長く続けるには、、こうなってしまうのです。

一期参加しただけでは、十分理解できなくて、2期目ぐらいから、自分の中に入ってきた、というお話も聞きます。当面は研修を開催し続けて、いろいろな方に、それぞれの目的にあった収穫を得ていただけたらいいのかな、と思います。 

秋季研修が始まったばかりです。今季、充実した研修になると良いな~、と思います。

ばんば

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ソーシャルワークの専門性と問題解決型ケース会議 その2 [その他]

こんにちは。秋季研修の案内を出すとすぐにお申し込みの連絡が数件。継続の方がほとんどですが。ありがたいことです。

さて、ブログをされている方ならご存知でしょうが、ブログの管理人だけは自分のブログのどの記事へのアクセスが多いかの記録を見ることができます。このブログでは「ソーシャルワークの専門性と問題解決型ケース会議」の記事へのアクセス数が他の記事に比べてだんとつに多くなっています。

問題解決型ケース会議って何? スクールソーシャルワーク(SSW)って何?そもそもソーシャルワークの専門性って何なの?という方が多いのかもしれませんね。

私は今、アメリカの「SSWのスタンダード」つまり、「スクールソーシャルワーカーは、これは出来てくださいね」という規定についての研究をしています。日本のSSWはまだ始まったばかりで、そう言ったものがないので、スクールソーシャルワーカーとして仕事をしている人の間でも混乱が多いのかな?とも思います。

アメリカで、問題解決型ケース会議はスクールソーシャルワーカーも活用しますが、スクールソーシャルワーカーだけのものではありません。校内支援体制を築き、チームで取り組むために、学校内のスタッフ全員で共有されるものです。そして、一つの技法であって、それだけですべてが解決するという類のものではありません。スクールソーシャルワーカーが、学校内の他のスタッフと協力して子どもの支援を行うために持っている引き出しの一つです。

私はアメリカでSSWを学んだ際、現場(公立学校)でスクールソーシャルワーカーが、実に様々なスキル(援助方法のレパートリー)を持ち、様々な役割を担っていることを知りました。問題解決型ケース会議の手法はその一つで、まずはそれを日本で紹介しています。

でも他にも、親を対象にしたグループワークや、大切な人を亡くした子どもたちのためのグループワーク、マイノリティー(在日外国人や、障害を持った人など)の自助グループなどなど、時間があればやりたいことはいっぱいあります。

私は大学教員であってスクールソーシャルワーカーではないので、現場に関わる際は、「アドバイザー」や「スーパーバイザー」としての関わりとなり、時間的制約も大きいです。それ故、実際にできることは限られていて、残念だな、と思うことがたくさんあります。

以前書いたように、ソーシャルワークの専門性は「価値」「知識」「技術」の3つの柱で支えられています。私が校内ケース会議の支援をする際は、ソーシャルワークの中心的視点・理論である「生態学的視点」「ストレングス視点」が根幹に流れる問題解決型ケース会議を用いて情報を整理、問題の背景要因を考え、支援方法を考えます。支援方法を考える際には、ソーシャルワーカーの持つ情報やスキル(支援技術)のレパートリーの豊かさが鍵となります。

先日、ある学校でケース会議を行い、支援方法を幾つか考えました。計画に基づいて、先生方が子ども本人や親にアプローチしましたが、うまく行った事柄と、うまくいかなかった事柄がありました。ふり返りを行い、うまく行っている事柄についてはそのまま継続、うまくいかなかった事柄についてはアプローチを変えることにしました。

通常私は、先生方の相談を受け、会議をファシリテートするだけにとどめていますが、スクールソーシャルワーカーのいない学校の場合は、たまーに私自身が子どもに会って、親、子、学校のクッション役を務めることもあります。また、先生方のお話を伺う中で、学年全体への働きかけや、保護者向けに話をすることが必要だと感じたり、要請を受けた場合には、時間が許せばその役を担うこともあります。 先生方から取りとめもない現状報告を受けて、必要な事柄が即座に思い浮かぶわけではなく、少なくとも1度は問題解決型ケース会議で情報を整理し、背景要因も多角的に検討したうえで、何が可能か、何が役に立ちそうかが見えてくることがほとんどです。

これが必要かな、あれを試してみるのはどうだろう? あそこのサービスは使えるのかな、あの人とだったらお母さん、話ができるかな?など、色々な案を思い浮かべることができたとき、(自分が思い浮かべられた時ももちろん、会議に参加している方々みんなで案を出し合えたとき)、この先がとても明るく感じられます。

いずれにしても、「問題解決型ケース会議の技法だけ」では役に立たないでしょうが、他の知識や技術と共に問題解決型ケース会議をレパートリーの一つとして持っていることで、チームで、計画的に、そして柔軟に、ソーシャルワークの支援が展開できるのではないかと思っています。

ばんば





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実践報告 [その他]

こんにちは。ばんばです。

結局、夏休み中に、研修会やワークショップ等、何も開かず、ブログも更新しないままに9月になってしまいました。すみません。。

8月は、問題解決型ケース会議の本の原稿書きに精を出していました。・・・解説部分はずいぶん前に書き終わり、スクールソーシャルワーカーさんや学校の先生に書いていただいた事例の調整をしていました。・・・、いや、だからと言って、研修会を開く時間がないほど忙しかったのかというと、そうでもないような気もしますが。。。

2学期早々、ある学校でケース会議をしてきました。昨年度も含め、もう何度も問題解決型ケース会議を行っている学校です。毎回取り上げるケースは違いますが、若い先生の担当クラスの子どもを取り上げることが多く、指導的立場にいる先生や、同じく若い先生で、「勉強のために」参加する先生もおられ、最近は、おなじみのメンバー5-6人に、たまに見かける人1-2人、初めて参加する人が1ー2人といった感じで、10人程度での会議になることが多いようです。

今日の会議は、主に担任の先生が発言をし、周りの先生方が、それに補足をしたり、支援の案を出したりする形で進みましたが、会議を進める中で、担任の先生ご自身の中で、考えが整理されていくのでしょうか。「あ、わかった。この子はXXXができるようになることが必要なんだ。」など、ひとりで勝手に(?)いろいろ気付いて行かれました。

担任が取り組むと良いだろうと思う事柄について、いろいろな先生方が意見を出し、ホワイトボードにたくさん支援方法案が書きだされました。けれども、最終的に、担任の先生が「どれならできそうか」を考え、自分で選んでもらった際には、書きだされたものの中から3分の1程度が選ばれました。 案を出した周りの先生方も、担任の先生の自己決定を尊重し、自分が出した案を押しつけるようなことはありませんでした。

私個人としては、「たまには、ベテラン先生のクラスの子どものケースなども会議で扱ってみたいな」と思ったりもしますが、この学校のケース会議は、若い先生方が、周りの先生方からアドバイスをもらいながら、考えを整理したり、支援方法を考えたりする機会として機能しているようです。

ばんば
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